ユーチューバーとして動画をアップする方法

「ブランディング」を考えてみる

ユーチューバーと呼ばれる人達がいますが、特別に資格があるわけではなく、YouTubeアカウントを開設し、動画をアップしてある程度のチャンネル登録者を確保したら、その人はユーチューバーと言えるでしょう。もちろん、広告収入だけで食べていきたい人には、突き抜けたアイデアや戦略、才能が必要でしょうが、趣味で楽しんでも全然OK。しかし、見てくれる人が多いに越したことはないので、今回は基本的なユーチューバーの作法をご紹介しましょう。

どんな「チャンネル」にするかを決める

YouTubeにはどんな動画をアップロードするのも自由です。しかし、投稿するジャンルを絞った方が、チャンネルの個性が早く視聴者に浸透し、チャンネル登録者が増えやすい傾向があります。例えば自分で作った曲のPV（プロモーションビデオ）を発表したいのであれば、それ専門のチャンネルにした方が良いでしょう。

ブランディング

マーケティング戦略においてブランドとして認知されていないものをブランドに育てる、あるいはブランドの構成要素を強化・維持していくことをブランディングと言います。専門的に考えると奥深い概念ですが、YouTubeブランディングの第一歩はYouTube画面に表示される「チャンネルアイコン」と「チャンネルアート」を設定すること。これらは言わばチャンネルの「看板」です。有名なユーチューバーやアーティストなどの例を参考に、特徴的でわかりやすいアイコン・アートを設定しましょう。まずは自分のチャンネルのイメージを視聴者に覚えてもらうことです。また、「毎月○日に更新」など、定期更新情報が視聴者の目に飛び込むようにすると「チャンネル」のイメージを高めることができます。

撮影と編集

最近ではスマートフォンでも動画が撮れますし、一眼レフにも動画撮影機能が備わっています。しかし、動画撮影に特化したビデオカメラの方が動画撮影が簡単ですし、画面調整や録音機能の拡張などにもアドバンテージがあります。できれば撮影専用のビデオカメラを用意すると良いでしょう。
動画の編集もかつてはハードルの高い作業でしたが、今ではパソコンの標準ソフトでも可能ですし、スマホでも簡単な編集ができます。専用ソフトを使えばさらに高度な編集ができますので、慣れたらチャレンジしてみても良いでしょう。
動画が完成したらきちんと保存し、必要な情報をYouTube画面で設定して、アップロードしましょう。