ダウンロード違法化について

2012年10月より著作権法が改正され、「違法ダウンロード」という言葉もこの頃より浸透していきました。よく聞く「違法ダウンロード」というのは何が良くて何がダメなのかという境界線は分かっているようで実際には知らない事があるという方も多いのではないでしょうか。

違法ダウンロードとは?

いわゆる「海賊版」をサイトにUPしたりダウンロードする行為や、DVDのコピー防止機能を手法で解除して自分のPCに取りこむ行為が違法とされています。またこのような機能の作成や譲渡をした場合も違法とみなされます。

しかし、様々な箇所で見かける動画の中で「海賊版」がどれであるのか見分けるのが難しいケースもあります。中には「海賊版」であるという認識がなく知らずに「海賊版」をダウンロードしてしまっていた、という事例も少なくありません。

合法的なダウンロードとは?

一つの対策と致しまして、合法的に紹介されている動画の中からダウンロードする動画を選ぶというのがあります。YouTubeの公式チャンネルで登録されている動画の中から選択するのであれば安全性は高まります。

公式チャンネル以外でもチャンネル登録者数が 10万人を超えると動画配信者は「確認バッジ」を申請する事ができ、その「確認バッジ」の付いた動画であれば違法にUPされたものではありません。

確認方法といたしましては、動画のチャンネル名の右側を見ると☑マークの箇所がありカーソルを合わせるとポップアップが表示されます。ただこの方法はPC上でしか確認できないため、モバイル端末だと使えません。※公式チャンネルの中にもまだ確認バッチがついていないチャンネルも存在しますので、確認バッチは一つの目安としてお考えください。

また、テレビ番組や映画をUPしていて確認バッチが付いてないチャンネルのものは違法の可能性が高まります。このようなチャンネルを見かけたらダウンロードしない様に注意しましょう。基本的に動画の違法アップロードは広告収入目当てでアクセスを伸ばそうという人たちが多い為、説明文の文章に関連キーワードが過剰である場合が多いのも特徴です。

「違法ダウンロード」にご注意ください

一見、動画とは関係なさそうな旬のキーワードが詰め込められていたり、他の動画サイトへの誘導リンクが盛り込まれた動画説明文には注意が必要です。

登録者数が多いからといって違法アップロードのチャンネルでないとも言えません。動画説明文などでアクセス数を増やしたり、権利者が通報をしていない為に違法アップロードが繰り返され、結果的に登録者数を多数抱えている違法アップロードのチャンネルも存在します。

動画をダウンロードする際にはチャンネルの説明文や「確認バッチ」等をよく確認して安全な動画を見極めていきましょう。

[参考]文化庁「平成24年10月から著作権法が変わりました 販売または有料配信されている音楽や映像の「違法ダウンロード」は刑罰の対象となりました」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200908/2.html

YouTubeをはじめ各種動画サイトから簡単にダウンロード!

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